机の横に取り付けるリモコン入れを3Dプリンターで自作してみた

作ってみた

机の横に取り付けるリモコン入れを3Dプリンターで自作してみました。

リモコンは机の上に置いている方が多いと思いますが、机横にスペースを作り、そこにリモコンを入れてあげることで机上のスペースが確保でき、整理整頓になります。

リモコン入れの自作を考えている方の参考になれば幸いです。

製作したリモコン入れ

AmazonのFire Stick TVとテレビのリモコンの2種類を入れられるようになっています。

箱部品と机に取り付ける部品の2部品構成で、それぞれの部品を接着剤で固定しています。

輪ゴムを滑り止めに利用しています。

リモコンを入れるとこんな感じです。

リモコン入れ

制作過程

リモコン入れの製作に使用したツールは下記の3点です。

  • 3DCADソフト:SolidWorks(個人用のライセンス)
  • 3Dプリンター:Anycubic社製
  • スライサーソフト:UltiMaker Cura

製作工程の詳細については以下に記します。

3DCADでモデリング

・リモコン入れ 箱部品
 2つの突起に机に取り付ける部分を乗せて接着剤で固定します。

リモコン入れ 箱部品 3Dモデル

・リモコン入れ 机の横に取り付ける部品

リモコン入れ 机の横に取り付ける部品 3Dモデル

・リモコン入れ アセンブリ
 リモコンを入れたときに、重みで2部品の固定が外れてしまう恐れがあるので、机の横に取り付ける部品は箱部品の底面と固定するようにすればよかったです。(2部品の固定に対してせん断方向に力がかかるので外れやすい)。
 あるいは突起の位置を上にして、荷重が加わったときに、机の横に取り付ける部品を抑えるようにすればよかったです。

リモコン入れ アセンブリ 3Dモデル

3Dプリンターで印刷

SolidWorksでモデリング後、3Dプリンターで出力するまでの工程は以下の通りです。

① モデリングしたファイルをSTLデータに変換する。
② 変換したSTLデータをUltiMaker Curaに取り込む。
③ UltiMaker Curaのスライス設定を確認したのち、3Dプリンター用の印刷データを作成する。
④ 3DプリンターにUltiMaker Curaで作成した印刷データを送って出力する。

上記手順で各部品を出力します。

・リモコン入れ 箱部品

リモコン入れ 箱部品

・リモコン入れ 机の横に取り付ける部品

リモコン入れ 机の横に取り付ける部品

出力した部品を接着剤でくっつけます。

リモコンを入れたときに机から滑り落ちないように、輪ゴムをはめて摩擦力を大きくします。

まとめ

机の横に取り付けるリモコン入れを3Dプリンターで自作しました。

机上のスペースが空いてスッキリしました。

参考にする際は2部品の固定方法に注意してもらえればと思います。リモコンを入れたときにかかる荷重を意識した設計が大事です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました