8月はお盆の季節ですね。お仏壇にお供え物を準備する時期ですが、「夏場の暑さでお供え物がすぐに痛んでしまう」「虫が寄ってこないか心配…」と悩んだことはありませんか?
そこで今回は、3Dプリンターを使って永久に腐らない落雁団子を製作してみました。
3Dプリンターで製作することで、落雁団子を保管しておくことができます。お盆が終わったら保管しておいて、また次年のお盆の時期にそのまま使用することができます。
大事なときだけ本物の落雁団子を使用し、それ以外のときは3Dプリンターで製作した落雁団子にするといった使い分けも可能です。
落雁団子の取り扱いで悩まれている方の参考になれば幸いです。
- 3Dプリンターで落雁団子を製作する方法
- 経歴: 高専(機械)→大学(機械)→メーカー就職(2020年~)
- 現在の仕事: 外装設計、板金設計
- 使用ツール: SOLIDWORKS(学生時代から愛用)
- 趣味: 3DプリンターでのDIY
3Dプリンターで製作した落雁団子
3Dプリンターで製作した落雁団子がこちらです。左が本物の落雁団子で、右が3Dプリンターで製作した落雁団子です。
本物の落雁団子と同じように、丸い団子を5段積み重ねています。本物の落雁団子は砂糖で隙間が埋まっていますが、3Dプリンターで製作した落雁団子は団子同士の隙間は空いています。

落雁団子の製作過程
ここからは、落雁団子の製作過程を紹介します。
落雁団子の製作に使用したツールは以下の3点です。
- 3DCADソフト:SolidWorks(個人用のライセンス)
- 3Dプリンター:Bambu lab A1 mini
- スライサーソフト:Bambu Studio
SolidWorksの個人用アカウントについては、こちらの記事で紹介しています。
初めての3Dプリンター購入を考えていて、どの機種を買ったらいいか迷っている場合、この3Dプリンターを購入すれば間違いないです。
SOLIDWORKSで設計
SOLIDWORKSで1段ずつ設計します。球体同士は0.5mmめり込んでいます。めり込ませることで、3Dプリンターで印刷したときに、球体同士が一体となります。
球体の底面は平らにしています。理由は以下の2点です。
- ビルドプレートに定着させるため。
- 球体を印刷できるようにするため。


2~4段目も同じようにして3Dモデルを作成します。1段目は団子が1つだけなので、球体同士をめり込ませる必要はないですが、底面を平らにすることは忘れないようにします。
3Dプリンターで印刷して組立
SolidWorksでモデリング後、Bambu lab A1 miniで出力するまでの工程は以下の通りです。
- モデリングしたファイルをSTLデータに変換する。
- 変換したSTLデータをBambu studioに取り込む。
- Bambu studioのスライス設定を確認したのち、3Dプリンター用の印刷データを作成する。
積層ピッチ:0.2mm
インフィル密度:30% - Bambu lab A1 miniにBambu studioで作成した印刷データを送って出力する。
使用したフィラメントはこちらになります。下記リンクはスプール付きですが、詰め替え用のスプールなしタイプもあります。
1段ずつ印刷して、印刷した各段は接着剤で固定します。

2セット組み立てて完成です。

まとめ
本記事では、3Dプリンターで製作した落雁団子を紹介しました。3Dプリンターで製作することで、以下の利点があります。
- 保管ができ、次回のお盆の時期に再使用できる。
- 腐らないため衛生的。
- 虫が寄り付かないので衛生的。
落雁団子の取り扱いで悩まれている方の参考になれば幸いです。
他にも日常で使える実用的な自作作品を紹介しています。詳細は以下の記事になります。



コメント