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【熱処理不要】インパクトドライバーを使ってピアノ線で押しばねを自作する

自作

とあるDIY工作で、押しばねを使う必要があったのでホームセンターに行きました。しかし、欲しい押しばねが無かったため、ピアノ線を購入して押しばねを自作することにしました。

ばねの自作と聞くと「焼き入れや熱処理が必要で難しそう」と思うかもしれませんが、特別な熱処理なしでも、実用十分なばねを手軽に作ることができます。

本記事では、ホームセンターで手に入るピアノ線を使った押しばねの自作手順や、綺麗に巻き付けるためのコツ・必要な工具を詳しく解説します。「市販品で合うばねが見つからない」「手軽にばねを作りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んでわかること
  • ピアノ線で押しばねを自作する方法
この記事を書いた人
  • 経歴: 高専(機械)→大学(機械)→メーカー就職(2020年~)
  • 現在の仕事: 外装設計、板金設計
  • 使用ツール: SOLIDWORKS(学生時代から愛用)
  • 趣味: 3DプリンターでのDIY
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押しばね製作で使用したもの

押しばね製作で必要な道具を紹介します。

  • インパクトドライバー(インパクトは不要なので、ドリルドライバーでも可)
  • らせん状の溝がある部品
  • ペンチ
  • ドリルチャック

「らせん状の溝がある部品」にピアノ線を巻きつけるのですが、この「らせん状の溝がある部品」をインパクトドライバーもしくはドリルドライバーで保持することができれば、ドリルチャックは不要です。

使用したインパクトドライバーです。

使用したドリルチャックです。

ペンチと「らせん状の溝がある部品」は3Dプリンターで製作しました。

ペンチ
らせん状の溝がある部品

「らせん状の溝がある部品」の作り方は、以下記事のスイープカットを参照ください。

押しばねの製作方法

ドリルチャックにばねを巻きつけるための「らせん状の溝がある部品」を装着し、ドリルチャックをインパクトドライバーに装着します。

ペンチでピアノ線にテンションをかけて、ピアノ線が弛まないようにします。ピアノ線の先端は折り曲げておくことで、巻きつけ時に抜けなくなります。

完成すると下の動画のようになります。縮めたり伸ばしたりしても元の形状に戻っているので、ばねとして機能していることがわかります。

押しばね製作の失敗例

ピアノ線を巻きつける棒の溝のピッチが大きいと、下図のようにピアノ線が広がってしまい、押しばねとして機能しないものが出来上がってしまいました。ピアノ線のスプリングバックを考慮して、棒溝のピッチは小さくした方がよいです。

まとめ

本記事では、ホームセンターで購入できるピアノ線を使用した押しばねの自作方法を紹介しました。

以下に自作のポイントをまとめます。

  • ピアノ線の先端をあらかじめ折り曲げておくことで、巻きつけ時に抜けにくくなる。
  • ペンチでテンションをかけながら、らせん状の溝に沿わせて巻きつけることで、弛まず綺麗に成形できる。
  • 作成したばねは、縮めたり伸ばしたりしても元の形状にしっかり戻り、ばねとして十分に機能する。

YouTubeでも紹介しているので、是非ご覧ください。

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